フィルター系のアプリケーションは見なれた光景がすっかり違った姿で立ち現われて来るところに魅力があります。日常の空間を非日常化する近道とでもいうか。うわっなんだか格好いい！雰囲気が出たな。こんな風になるんだ！一枚撮るごとにと刺激をうけます。
がしかし、flickrなどにあげられた同じアプリを使って撮影された数多の写真を見ているとすぐに自分の一枚が陳腐化して見えて来ます。結局のところ道具ではなく、何をどう撮りたいのか、どう見せたいのかという思考とそれを実現させる「眼」の力だよな、という結論に辿りつきます。
そうやっていろいろ考えて試行錯誤して撮るのも楽しいし、気の向くままにカメラを向けてスナップしていくのも同じように楽しいので両方を行ったり来たりしながら写真を楽しんでいます。山ほど撮ることで見えてくるもの、沢山撮ったものを自分で見つめることでわかってくるものもあるだろうなんてことも考えたりします。
上の写真は最近のお気に入り、CameraKitで撮影しました。
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